亀甲館だより
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唖蝉坊から貰った二冊の字典
私の貧しい学歴/学力のなかで出会った、すばらしい辞典・字典について書かせていただきます。 ─ 川柳本という辞…
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「今風」文字の楽しみ ─ 1─ [春波]
書道、文字、というものが伝統的に背負って来た、アニミスチック的なセンス、から発する身体感覚はすでに、日々遠く…
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グーテンベルク炭書『文明の貝塚』の記録
グーテンベルク炭書『文明の貝塚』 蓜島庸二展 息を吸い、息を吐く・・・。 摂り入れた空気/食物は、一部を、エネ…
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道しるべの文字「栁緑花紅」─ その1─
– 大津追分の道標 – 写真1(左)、写真2(右) 今回は石に彫られた道しるべの文…
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多重の碑(いしぶみ)
季刊「銀花」別冊『手紙』第二号掲載記事より 千葉県いすみ市岩船(旧夷隅郡大原町岩船(浪花村)) 八幡神社 …
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アルカイックな明るさの秘密 ─ 関宏夫 刻字の世界『鑿で彫る論語のことば展』
── 2011年4月27日〜5月9日「ギャラリーKOUSHICHI」 – 板刻という書と論語につい…
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複眼の眼差しによる現代の入木道 ─ 関宏夫 板刻展『論語刀華』
関 宏夫『論語刀華』より 関さんの仕事ぶりを、初めて見せてもらったとき、私はふと「入木道(じゅぼくどう)」と…
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焼畑の神を祀れ
グーテンベルク炭書/文明の始原へ向けて ─ えっ!焼き物? ─ 写真は INAXライブミュージアムの「土・どろ…
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ねー、うし、とら、う・・・
── 猫はなぜネズミを追いかけるのか 甲骨もじで あそぶちゅうごくの 十二支の ものがたり [甲骨もじ]おうよ…
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ミサワホームの『偉人筆跡カレンダー』ダ・ヴィンチ
昨年は個展やグループ展の発表が立て込んで、この「町まちの文字」を書くのも久しぶりという感じです。 ̵…