春の子どもフェスタに出演

やはり4月末(29日)の祝日、私は近隣のバンド仲間たちと地元のイベントに参加した。これまでもときどき、このブログで私の小さな音楽活動(活動というほどのことはないのだけど)のことに触れてきた手前、このイベントの「演し物」のひとつとして野外の舞台に立ち、演奏したことを、簡単に報告しておくべきだろう。
このイベントは埼玉県草加市が毎年春に開く『春の子どもフェスタ』という、結構規模の大きい市民祭りのひとつで(同フェスタ実行委員会主催、草加市青年会議所支援)、今年は3.11の大震災のため自粛して中止してはどうかという意見も一部にあったらしいが、ご存知のように埼玉は家を失った被災者/避難民の受入れを積極的に行っており、このフェスタに「がんばろう ニッポン!」として慰労と励ましの趣旨を加え、フリーマーケットや屋台などの売り上げの一部を寄付にまわし、義援金を募るチャリティ・イベントとして実施することになった。そして、それならぜひ「応援」の歌(音楽)がほしい!ということで、急遽、バンドの中心メンバーのひとりを通して出演のオファーを受けた次第なのである(むろん無償だし、機材類もほとんど自前)。
私たちも急なことで迷ったが、返事を急がねばならず、できることなら何かやりたい(手伝いたい)という気持ちもあって、ほとんどのメンバーが趣旨に賛同し、当日都合のつかない人以外はともかく「出よう」と決めた。震災以来、何かと気の鬱ぐ日の多い私たち自身の気分転換にもなればいいな、という思いもあった。3月に予定していた私たち自身の「春よ来い!コンサート」も、寸前に震災があり、計画停電の影響もあって今年は見送りにしたので、気持ちが若干くすぶったままだったという事情もある(代わりにメンバーだけの内輪な文字通りのホームコンサートを開き、これがとびっきり楽しかったのだけど、やはり聞き手(聴衆)がいてほしいわけで)。
110512.jpgその私たち「春よ来い」チームの出番は12時からおよそ30分くらいとのことで、ほとんどリハーサルの余裕もないままに、松原団地駅に近い綾瀬川左岸のだだっぴろい広場に集合し、その仮設ステージに立ったのだった!
(あとで聞いたところによると、この日のフェスタに、松原遊歩道のフリーマーケットと合わせて3万人ほどの人が訪れたらしい。写真は開演前の会場、ぼつぼつ人が集まりはじめた)
このステージのための編成メンバーはスタッフを含め、男女半々、年齢的には高校生から私のような「おじさん」、会社員から主婦までが入り混じる、かっこよく言えばハイブリッドで多彩な、しかしただのごちゃまぜともいえる十人あまり。
曲によってメンバーが入れ替わりながら、J-POPナンバーから比較的なじみの「リンダ・リンダ」「夢」「チェリー」「幸福論」「さくら」「遠く遠く」の計6曲を演奏。私はギター(エレアコ)とジャンベを担当。
演奏の出来不出来は聴いてくれた人に訊くとして(つまり、その場で喝采してくれた人もいたけど、自分的にはあまり自信ない)、それよりなにより、短い時間とはいえ、大空の下で陽光を浴び風に吹かれ(じっさい譜面が飛ばされそうになり洗濯ばさみで押さえた)、ついでに恥ずかしさも吹き飛ばして、多くの人々の前で皆で思いっきり演奏したあとの気分は、とても爽やか、というか大層晴れやかなものだった。皆も、多分同じだったと思う。
終了後、バンド・リーダーの家に集まり、ささかな「打ち上げ」。ビールが格別に旨く感じる、そんな一日の終わりでした、とさ。どんと晴れ。


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