「新註結縄文書集成」(全48輯)、12月25日より開帳!

配島庸二さんの個展の日程が決まりましたので、お知らせします。
配島庸二展
グーテンベルク炭書
「新註結縄文書集成」(全48輯)
シンチュウケツジョウモンジョシュウセイゼンヨンジュウハッシュウ
会期:07.12.25Tue.〜 08.2.1Fri.
場所:東京・馬喰町ART+EAT


配島さんからきのう届いた「遅れた速達便」(下)には
「配島庸二の手で束ねられ、結ばれた本。
その結び目は古くて新しい物語を綴るひとつの文字だというのだ。
名付けて結縄文書。
それはさらに青森県深浦で炭にされ、いまや馬喰町アートイートの空気を浄化している。
その姿が美しいので、見に来てください。」
とあります。

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縄で縛られ、しかも炭にされることで幾重にも拘束された開けない本。しかし、それゆえに、得体の知れぬパワーが充満し、身を捩り痙攣する本。
蜜蝋によって「活字」が封印され、知の過剰が綴じ(閉じ)こめられると同時に、「いま」の時代の空気(気配)を吸い取り浄化しながら、未知の「書」による物語生成を夢に見る……。
これは、現代の閉塞した「ダブルバインド状況」を、それ自体によって突破する、アートによる「野の鍵」探索の試みなのかもしれない、とも思います。
詳細は馬喰町ART+EATのホームページをご覧ください。


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