アリ研「戦略的思考を超えて」開催

この24日、東京・九段で、「アリストテレスと現代研究会」(通称「アリ研」)主催のセミナーを開催しました。これは一般に公募したものではなく、”あえて”小さな規模で行ったものですが、予想を超えて実りある講議・議論ができたことを報告しておきます。いわゆる「顔を見ながら」議論のできるメソレベルの、しかし年齢、職種、性別は多様な10人ほどの集まりとなりました。


タイトルは「戦略的思考を超えて」。サブとして「ストラテジックな人間からプルーデントな人間へ」。アラキトテレスことA教授による講議(講演)とディスカッションによって構成。
およそ2300年ほど前のギリシアに”生きていた”哲人アリストテレスの「正(義)」「知慮」に関わる諸概念理解を軸に、現代の国際社会、とくにそのなかで「日本人」が抱えている切実な諸問題の根幹部分を摘出・分析し、広い視野のもとに「現代に生きる哲学」として”野に集う”議論をしようという試みの一端です。
やはり、というべきですが、テーマの広がりと深度からいって、数時間での展開には無理が生じ、未消化部分は次回以降へ、仮に「九段セミナー2」として持ち越すこととしました。
ここでその内容にまでは立ち入れませんが、講議内容の「編集版」を折を見てcafe NOUS内「アリ研」サイトにて掲載・公開の予定です。少し時間が必要ですが、当日参加できなかったアリ研メンバーともども、たのしみに(?)お待ちください。


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