現代美術家・配島庸二さんの個展が、5月10日(日)から愛知県の常滑で開かれます。「配島庸二展 —-グーテンベルク炭書・蜜蝋と塩—- 清らかな炭化のかたち」と題するもので、本サイトでも何度かご紹介したグーテンベルク炭書の集大成となる展覧会になると思われます。
蛇足ながら、2年前に私たちの企画・編集した『Ars(アルス)』誌2号(石田財団発行)の「グーテンベルクの塩竈焼き」からはじまり、それがこのようなかたちでの発展的展開をみたことはとてもうれしく、誇らしい気持ちがしています。また、同誌1号では、INAXライブミュージアムを紹介したことがあり、不思議な縁のようなものを感じたりもして。
興味のある方はぜひ足を運ばれますよう、ご案内いたします。
INAXライブミュージアム やきもの新感覚シリーズ
配島庸二展 —-グーテンベルク炭書・蜜蝋と塩—- 清らかな炭化のかたち
会期:5月10日(日)〜6月4日(木)*5月20日休館
5月10日 17:00〜18:00 アーティストトーク 終了後オープニングパーティ
開館時間:10:00〜17:00
場所:愛知県常滑市奥栄町1−130 INAXライブミュージアム
第1会場=世界のタイル博物館
第2会場=陶楽工房
本展では、塩に覆われた本を炭にした『グーテンベルクの塩竈焼き』シリーズをさらに延長した「海を孕む」と、炭化することで土壌改良効果を持つ炭に再生された「焼畑考」の2シリーズで会場が構成されます(INAXライブミュージアム「ニュースリリース」より)。
本サイト(カフェ・ヌース)には、配島さんの常設コーナー『亀甲館だより』もあります。本展に関わらず、ご意見などありましたらコメントをお寄せください。
配島庸二 展 「グーテンベルク炭書・蜜蝋と塩 」のご案内
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